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ラボ設備のこだわり その8〜レーザー補助孵化〜

いやあ、日本人にとって一番辛い時間に行われているソチオリンピックですが、ついにあの長野オリンピックに継ぐ、第2位のメダル獲得となっています

まだ競技は続きますので、楽しみは終わりません

今回はメダル獲得ならずとも、全力で持てる力を発揮して、そんな姿に感動させられることが多い大会と感じています。

モーグルの上村選手は日本選手の勢いを付けてくれましたし、ノルディック複合ラージヒルの渡部選手も2個目のメダルまであと1歩でした。浅田選手はフリーで最高の滑りを見せてくれましたし、怪我が完治していない高橋選手もらしい演技を見せてくれました。

心に残る大会だった、きっとそう語り継がれるでしょう


さて、ブログよりオリンピックになってしまっている、と思われているZuuMiiですが、本日は補助孵化療法のお話。

もちろん、機器設備こだわりシリーズの続編です。

補助孵化療法は、体外受精の治療を受ける際、比較的一般的に行われる治療となってきました。クリニックによっては、ほぼ必ず実施する、という施設もあります。

補助孵化療法は、英名 Assisted hatching を略して AH とか AHA と呼ばれます。

体外で受精させた後、一定期間培養して、その受精卵を子宮に戻すのですが、AHAは培養した受精卵を移植する直前に行います。

何を行うか?

受精卵の周りの透明帯という殻に、切れ目を入れる、薄くする、あるいは一部を削り開口します。

そうすることで、受精卵が殻から孵化(脱出)し易くなり、着床を助ける、という方法です。

特に、凍結胚を移植する場合や、高齢の場合などにおススメすることが多い治療法です。

当院ではほぼ全例で凍結胚移植を行っていますので、基本的な治療として実施しています。いくつか方法はあるのですが、当院ではレーザーを使用しています。

レーザーは胚の侵襲を抑え、簡便かつ短時間で行うことができますが、初期投資が高額になるのがデメリットです。

AHA1
こちらがレーザーAHAを行っている様子

AHA2
こちらがレーザー装置
RI社のSaturn 5 Activeを導入しています

毎度、「最新の」と入れると怪しくも感じますが、こちらも類に漏れず最新の装置。主に3社が製造をしていますが、この機種はより短時間で行うことができるため、胚への侵襲を軽減できます。

ちなみにRI社はイギリスのメーカーです。ZuuMiiがイギリスに研修に行った頃は、1ポンド120円程でしたが、今は170円を超えています。ほぼ1.5倍

つまりその分、海外製のものは、機器でも、培養液でもどんどん値上がりしているのが現状で、不妊治療施設はなかなかの痛手を負っています、どの業界でもそうだとは思いますので、余分な情報ですね

Thanks,
ZuuMii
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theme : 不妊治療
genre : 結婚・家庭生活

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