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Swedenよりスペシャルゲスト

ここにきて再度ブログに前向きに取り組み出した、どうもZuuMiiです

今日は開院後初めての海外からのゲストを紹介致します。

10/11から13日にかけてスウェーデンのヨーテボリからスペシャルゲストが来院しておりました。

そのゲストとは誰かと申しますと、スウェーデンの非常に歴史ある不妊治療クリニックの院長、婦人科医のDr.GÖRANです。

今回彼は、当院の男性側の手術である精巣内精子採取術 TESE の様子を勉強しに来日されました。

男性不妊担当の石川医師とはデンマークのあるミーティングで知り合い、それ以来お互い治療について熱く語り合う仲間です。私ZuuMiiも、2011年にストックホルムで行われた学会の際にヨーテボリの街を訪れ、クリニックと観光案内をして頂きました。また、その少し前には、ZuuMiiが以前勤めていた施設に胚培養士の方々と見学に来られ、当時全くできなかった英語で必死に説明したのを覚えています

ですので、今回でお会いするのは3回目でした。

彼は婦人科医ですが男性不妊の手術も多く手がけており、我々の「夫婦一緒に不妊治療」というコンセプトに非常に共感されていました。

Dr.GÖRAN2
せっかくの機会ですので講演をして頂きました

講演の内容を少しだけ・・・

スウェーデンのART件数は17,000件日本の150,000件と比べて少ないが、全体の出生児数から見た割合は、日本の「37人に1人」の割合とほとんど変わらない、ART大国の一つであること。

施設数は16しかなく、日本の約600の施設数とは大きく異なる。

日本の「治療に補助金が出る制度」(対象患者が広く助成費用が浅い制度)の代わりに、「治療費完全無料の制度」がある。これは各ヨーロッパ諸国と同様で、回数を制限したり、治療する患者さんを特定の年齢や治療方法に限定する、対象患者が狭く助成費用が深い制度である。

クリニックは夏休み1ヶ月、冬休み1ヶ月程あり、その間は休暇が与えられる、日本のサラリーマンからするとうらやましい限りである 笑

治療の方法は日本と大きくは変わらないが、これも他の欧米諸国と同様に、凍結融解胚移植は主流ではない

今後の課題として、IMSI、PGS、精子DNA Fragmentationの影響、培養液の検討、タイムラプスの応用等が挙げられる。

などなど、他国の情報は文化や考え方の違いなど非常に興味深く、楽しい講演でした。

Dr.GÖRAN3
もちろん英語での講演ですが、ほぼ全スタッフが参加して、海外の施設の体外受精の状況に興味振々で聞いていました。診察の合間に待合ロビー兼ミーティングルームでの講演でしたが、その間に来院された患者さんは驚かれたと思います、ご迷惑をお掛け致しました

Dr.GÖRAN4
こういう写真は非常に貴重で良い記念になりますね

Dr.GÖRAN1
手術の見学を終えた後、松林院長行きつけのお店で、日本流の「お・も・て・な・し」。この光景は少し違和感がありました 笑

この期間に多くの手術があり、その際は頭上で英語が飛び交っており、これまた患者さんは驚かれたと思います、申し訳ありませんでした。

次回は、2年前に訪れたヨーテボリのクリニックを紹介します。

Thanks,
ZuuMii
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theme : 不妊治療
genre : 結婚・家庭生活

はじめまして。
東京都内の病院で検査技師として勤務しております。

エンブリオロジストの仕事内容をはじめ、学会での出来事やグレーゾーン?に関することまで記載しており、大変興味深く読ませて頂いております。今後も興味深いブログ内容を楽しみに待っています。

T.Oさん

ありがとうございます、更新できていない事がお恥ずかしい・・・
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