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たまごを育てる「卵巣刺激」、採る「採卵」

いつもスポーツの話ばかりで申し訳ありませんが、WBCは準決勝で敗退、女子フィギュアではキムヨナの圧倒的な演技に完敗、男子もピリッとしませんでした。それでも野球は3位、フィギュアはオリンピック出場枠3をそれぞれ獲得し、悪くはない結果です。私の期待が高過ぎたのかもしれませんが、もっと、もっとやれるはずです。次はサッカーW杯予選のヨルダン戦、ここできっちり勝って、3大会連続で世界最速W杯出場を決めましょう

いつも通りの流れで、本題へ。

今日は卵巣刺激と採卵のお話。

まずは卵巣刺激
ここから体外受精の準備が始まります。
通常、ヒトの女性は排卵1周期で卵子を1個のみ排卵します。ですが、たくさんの良い卵子を得ることができれば、妊娠するチャンスを高めることができます。そんな考えから生まれた、この卵巣刺激は、様々な薬剤を使用して卵巣に働きかけ、通常1個しか育たない卵子、眠っている卵子を起こし、複数個の卵子を育てます。方法によって異なりますが2-3個を目標にする場合や10-20個を目標とする方法もあります。最近使われている主な方法は以下の通りです。

・クロミッド法
・フェマーラ法
・ショート法
・ロング法
・アンタゴニスト法

などがあります。もちろん薬を使わずに1個のみを狙う場合もあります。

妊娠率を高めるためには何故多い方が良いのか。詳しくは今後お話しますが、妊娠するためには多くの関門が存在します。全ての関門をくぐり抜けた卵子だけが妊娠出産へとつながります。そのため、卵子はある一定以上の数があった方が良いとされています。ただ、多くの卵子を得ようとすると、薬を多く使用する必要があり、注射の負担が増え、お金が多くかかります。個人のホルモンの状態により、医師と相談の上方法を決めていきます。

次に採卵です。

採卵は読んで字のごとく、たまごを採る、行程です。
医師が、超音波を診ながら、採血より2周り程細い針を使って、卵巣にある卵胞から卵子を吸引して回収します。この卵胞に卵子が1つずつ入っています。卵巣刺激を使い10個の卵胞があったとすると、順番に10個の卵胞を突いてそれぞれ回収していくことになります。ケースにより様々ですが、10個突けばだいたい7個くらい採れてきます、全て採れる訳ではありません

採卵の方法

針は太くはありませんが、針を刺すので当然痛みは伴います。育った卵胞数が多い場合、麻酔(比較的すぐ冷めるもの)を使用しますが、数が少ない場合は痛み止めをして行います。

そして卵胞には卵胞液が溜まっていて、それを吸引し、我々エンブリオロジストが顕微鏡の下でくまなく探します。そして、卵子が見つかったら、卵子にとって良い環境である、培養液に移し、インキュベーターと言う、37℃、低酸素、高二酸化炭素の状態の箱に入れます。この我々の業務は検卵と言います。

ここまでが、採卵のながれです。採卵後は麻酔が切れるまではベッドで安静になり、数時間後にはもうクリニックを後にします。次回は採れた卵を授精させて、育っていく過程を紹介します。

Thanks,
ZuuMii
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theme : 不妊治療
genre : 結婚・家庭生活

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