07
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
   

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

阪神淡路大震災から20年

あの日、1995年1月17日、あれからちょうど20年を迎えました。
これを機に、当時の記憶を呼び起こして少し地震災害について考えてみようと思います。

あの地震の時、私は神戸の東灘、地震による死者が最も多く出た、被災地に住んでいました。

当時中学2年だった私には、考えることができる年齢でしたが、それだけにとても無力だったことが非常に悔しかったですし、家族のありがたみ、両親の凄さ、人々の繋がりと団結力を感じた、これまでの自分の人生にとって1番大きな出来事だったことは間違いありません。

住んでいたマンションが倒壊しなかったのは、幸いでした。目が覚めたら、真っ暗で静まり返った部屋で、電気が左右に大きく揺れる音だけが響き、父親の「大丈夫か、動くな!」の声で我に返りました。

そこからは本当に断片的な記憶しかありません。

とにかく寒く、スキーウェアを着てすぐに外に出たこと。
外に出ると、経験したことないくらい街中はガス臭かったこと。
火災警報機?がけたたましく鳴り響いていたこと。
そこら中の家から叫び声が聞こえてきたこと。
立っていると、助けを呼ぶ声が幾度となくかかったこと。
ずっと街が揺れており、時に大きく揺れ、その度に何かが倒れたこと。

そんな中30分程すると、やっと自分たちがおかれている状況に気付き始めました。これは、本当に夢ではなく、現実なのか、こんなの、どうすれば元に戻せるんだ、ぼんやり明るくなり始めた時、初めて周りの家やマンションがほとんど倒壊していることに気付いたのです。

遠くに、まっすぐの黒い煙が上がっていました。いくつか上がっていたと思います。

近くでは高速道路も横倒しになっていました。

ただ、それでも、ほとんどの情報がなかったので、どこに行けば良いか、何をすれば良いか、全く分からない状況で、とにかくしらみつぶしに知り合いの家を回り、埋まってしまった人を助ける、というのを繰り返していました。そんな中でも途中で声をかけられるのです、助けて下さい、と。

倒壊しなかった知り合いの家で、5家族程で集まり、少ない懐中電灯のもと、寒くて怖くて、数分置きに起きる余震に怯え、みんなでぎゅうぎゅうに肩を寄せ合って夜を越えた一日目の夜。余震はきっと震度3-5のものが頻発していたでしょう。ヘリコプターの音がとにかくうるさかったのも覚えています。

ただし、そこからの記憶がほとんどありません。3日間は多くの物を口にしていなかったと思います。

ライフラインは全て絶たれていて、避難所もいっぱい、3日目に神戸を離れ家族はバラバラに、親戚の家にお世話になることになりました。自衛隊が街に到着したのはその3日目、出発するときでした。今では誰もが知っている、「72時間」まであと少しのところです。

2ヶ月程して神戸に戻るまで、たまに家に帰り、家の中の掃除をする生活が続きました。そして家に戻れた後は、電気、ガス、水道のない生活が1ケ月程続き、全てが復旧したのは4月中旬頃だったと思います。それまでは避難所の配給や炊き出し、給水車から水を汲む、そんな生活でした。

この大災害で失ったものは本当に大きいものでした。
この災害から、数多くの犠牲の上に学んだことはこれも非常に大きいのは確かです。

残念ながら、災害から完全に逃れることはできません。

経験した人は、それを後に伝えていかなければなりません。
私たちは多くの犠牲の上に生かされています。


「20年」は一つの区切りですが、被災した人達にとっては特別な節目、という訳ではないでしょう。

人間の記憶は時が経てば薄れるものですし、忘れることは仕方ありません。ただ、何かをきっかけに思い出して、継続して伝えていくこと、これが重要だと感じています。そう考えると、今年は20年、ということでTVなどでの特集が非常に多く、これはこれで良かったんだと思います。東遊園地で行われた今年の「阪神淡路大震災 1.17 のつどい」は、今まで以上に参加者が多かったそうです。

伝えていく方法はなんでもいいんだと思います、きっかけが大切ですね。

そう感じずにはいられない、今年の1月17日でした。

亡くなられた方々のご冥福をお祈り致します。
ZuuMii
関連記事
スポンサーサイト

theme : 不妊治療
genre : 結婚・家庭生活

Secret

検索フォーム

リンク

最新コメント

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

最新トラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。