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施設を選ぶ基準 「採卵周期数」

みなさま、大変ご無沙汰ぶりでございます、ここの主、英国好きのZuuMiiでございます

ブログを休眠させた期間、実に4ヶ月間!
季節もすっかりと真逆になってしまいました。

この間には様々なことがありました。これからたまりにたまったお話を再休眠を迎えずに続けていけるか、ZuuMii次第ですね、当たり前ですが・・・


9月で開院から一周年を迎え、訪れる患者さんの数も飛躍的に増え、今まで以上に結果を出し、結果だけではなく、その内容にも満足頂けるようにしていかなければならないと思っております。

ところで、施設の規模を表すためによく用いられるものの一つに「採卵件数」というものがあります。「採卵」は体外受精治療のステップの一つであり、卵子を回収するという、治療結果を左右する最初の大きな行程です。このステップ無しに体外受精は進みません。

採卵の詳細はコチラ

つまり、この採卵 (周期数) が施設でどれだけ行われているかがその施設の経験を左右し、患者さんのみならず、スタッフの職場の選択としても大きな判断基準の一つになるのです。

もちろん当たり前ですが、件数が全てではありません。ですが経験することで見えてくることが多いのは間違いありません。

施設の開院後、多くの施設では件数の増加と治療の充実度を天秤にかけて悩むことは少なくありません。件数が伸びると一定のキャパを越え、スタッフ増員や効率化によりキャパを増やし、またキャパに到達し、増築し増員し・・・といった感じで施設はより大きなものとなっていきます。つまりどこかで、効率化という、ともすれば患者さんの満足度の低下につながりかねない壁にぶつかることがある訳です。質を低下させずに、そこをどううまく乗り越えるか、それがその先の結果につながります。

さて、話を採卵件数に戻しましょう。

参考までに当院の治療件数を例にします。

当院では、開院以来件数が増えております。10月は120周期11月は110周期とコンスタントにおよそ100周期の採卵を行える様になってきました。年間にするとおよそ1000-1300周期程になる計算です。

これが一体どの程度の規模になるのでしょうか?

体外受精を行う施設は、実施一例ごとにその詳細を日本産科婦人科学会に登録する義務があります。その後出産までのデータを集計し、約1年半遅れて公表されます。

各年のデータは日産婦の委員会報告の中段やや下部

2012年のデータはコチラ

IVF数

施設数

この最新のデータから見ますと、体外受精治療を実施したのは全国で555施設あり、採卵を1000周期以上行った可能性が高いのは40施設前後です。(IVF:ICSI+splitが1:1-1.5と想定し、IVFの件数の2倍〜2.5倍が採卵件数と仮定して計算しています)

当院の件数が多いのか少ないのか、という判断は考える人次第ですが、規模としては中規模施設となりました。

いずれにしても、治療成績と患者サービスの向上、新知見の解析発信などの余地はおおいにあると思っています。

繰り返しますが、採卵周期数が重要なのではなく、判断基準の一つでしかありません、重要なのはこれまでの経験から何を提供できるか、内容が最も大切です

今後ともリプロ大阪を、ZuuMiiブログをよろしくお願い致します。

ZuuMii
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