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企業訪問 〜origio オリジオ〜

今日は、またもとんぼ返りの企業訪問、横浜まで行ってきました。
いきなりですが、この旅で残念なことが二つ。一つは、霧が深くて富士山が全く見えなかったこと、もう一つはまたしてもN700Aに乗れなかったこと、出会うことさえできなかったこと。

あれ、N700Aをご存じないですか?

N700Aは東海道・山陽新幹線の最新式の機体のことです

ZuuMiiは、飛行機と空港が一番好きですが新幹線好きでウキウキします、男のロマンってやつでしょうか。

最近幸運にも新幹線に乗れる機会が多く、2月から運行しているこの機体にめぐり逢えるかといつも思っていますが、気配すら感じたことがありません。いつ運行しているのか調べることも難しいらしいです。当日の電話で確認することができるらしいですが、そこまではちょっと・・・

さて、本題のorigio Japan訪問記です。

origioはこの業界では言わずと知れた、大手メーカーです。
主な製品は受精卵用の各種培養液、ICSIの際のニードルなど多くの消耗品、受精卵を培養する培養器、クリーンベンチ(培養室内でよりキレイな状態で作業するための作業台)など、IVFを行うに当たっては、ここで揃わない製品はない程です。

実は、元々はMediCultという培養液を中心にしたメーカーが、合併などをここ数年で繰り返し、世界ではトップシェアを誇るメーカーの一つとなっています。

日本のラボ(IVFを行う部屋)でも、ここの製品を全く使用していないところはほとんどないと思います。

origio1
こちらが玄関
業界の方は一度は目にしたことがあるであろう写真です

今日の一番の目的は機械の比較です。特に実体顕微鏡(受精卵を観察したり培養液交換などの操作時に使用する顕微鏡)の、照明台の比較です。機器の中でも少々マニアックかもしれません。

最近は受精卵への紫外線の影響を考えUV lessな照明を使用するクリニックが増えており、その中でも特に影響があるのは顕微鏡のランプです。受精卵に直接長時間照射するので非常に重要です。で、特に注目されているのはLEDランプでほぼUV freeなのでいいのですが、機種によっては、従来のハロゲンと比較して、光量が不足したり偏光が効かせにくかったりして、受精卵の観察がしにくい場合があると言われています。ですが、これまでの従来品は手に入らなくなってきており、受精卵に優しい、LEDランプの中で機種を選定していく必要があります。

そこで、日本一のシェアを誇るオリンパス顕微鏡を使って、オリンパスのLED架台とorigio製のLED架台の見え方の比較をすることとしました。

origio2
こちらが小型のクリーンベンチTitanと顕微鏡SZX16の組み合わせ

結論は、あくまで主観ですが、origio社製がオリンパスよりはっきりとした像を見ることができました。
オリンパスハロゲン≧origio LED>origio ハロゲン>オリンパスLEDといった感じでした。
これは個人の好みと使い方によるので一概には言えませんが、今回はそういう感想です。実際は使用するクリーンベンチとの兼ね合いと、コスト面を考えて都合の良い方を選択すればいいのではないかと思いますが、見え方が非常に異なりますので必ず購入前にはデモをすることをお勧めします。また、クリーンベンチによっては、その架台が対応不可、ということもあり得ますので。基本的にはorigioのクリーンベンチを使うのであれば、origioの架台を付けた方が加工が要らず製品的にも安上がりになります。

またこれ以外にもそれぞれのメリットとデメリットをいくつか感じましたが今回は長くなるので書きません。この話はまたいつか、顕微鏡の比較として詳しくお話します。

我々は現在開院準備中なので、ラボがなく、従来機もサンプルも持ち合わせていないので、メーカーに訪れてデモをせざるを得ないのですが、今日もメーカーの方々にお世話になり、非常に楽しく過ごせました、ありがとうございました。

それでは、今日はそのまま、大阪で我々の入るビル、グランフロントの担当と今後の日程についての会議に行ってきます。ラーメンを食べる時間15分を含めて横浜滞在約3時間、まさにとんぼ帰りでした

Thanks,
ZuuMii
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地震と災害に対する備え

こんばんは、お久し振りのZuuMiiです。最近色々バタバタしており、ここがおろそかになってしまっていて、少し心苦しいところですが、そんな間に、考えさせられることが起きました。

そう、淡路地震です。

マグニチュード6.2でプレート型ではなく震源地が浅い地震だったので、当初思っていたよりも家屋等に被害が出ているようです。死者が出ませんでしたが、負傷者は数十名おり、建物などの被害が出ているので、一刻も早く完全に復興できることを願っています。

この地震ですぐにZuuMiiが感じたことは二つ。

まず、18年前の阪神淡路大震災を思い出しました。

実は私は18年前は中学生で、あの震災の被災地のまさにど真ん中にいました。1月で非常に寒かったのですが、その記憶はなく、とにかく頭に残っているのは、街の暗さ、悲鳴、助けを呼ぶ声、ガスの匂いです。誰かがタバコをつけたらきっと爆発していた、それだけ街に匂いが立ちこめていました。暗くて、電気も止まり、情報もないため、どれほどの被害が出て街がどんな状況か全く誰も分かりませんでした。とにかく近所の人を助けていく、ということの繰り返しでした。時間が経つと少し明るくなると同時に、絶望感が押し寄せてきました。家が倒れているだけじゃない、マンションの階層がのきなみ一つ低くなっていて、もう、元の街には戻れない、子供ながらにそう思いました。

ですが時は経ち、現在神戸の街自体は、以前より確実に美しく生まれ変わっています。その姿になるのに約3年の月日がかかりましたが、生きてさえいれば壊れたものは、また生み出すことができるのだと思いました。

次に感じたのは、この地震は東南海地震なのではないか、ということ。

東南海地震は、度々被害想定が大きく修正され、津波が梅田の街にまで到達するとされています。そう、我々がクリニックを開院する、大阪駅前も浸水する、とされているのです。

揺れが起きた直後、昔の携帯、しかも解約済みのものから緊急地震速報のいやな音が大音量で流れ、初めて聞いたのですが非常に耳に残るイヤな音でした(どうやら電話は出来ない携帯でもワンセグでテレビは見れ、速報もキャッチできるそうです)。そして、これは大変なことだ、きっとあの地震ではないか、とテレビを付けたところ、震源地は淡路でした。もし大きな津波が起こるとすると、神戸は海に近いので非難を考える必要がありましたが、どうやらその心配はなく、少し安心しました。しかしほぼ一日JRは動かず、仕事は渋滞の中車で行くことになりました。

と、ここまでは長い長い前置きで、何を言いたいかといいますと、災害に対する備えを本当に真剣にしないといけないということを再認識した、ということです。

2年前に津波であんなに大きな被害が出て、さらには必ず近い将来訪れるであろう津波を伴う地震。それでもまだまだ真剣さが足りていないと思いました。

まずは、家庭内での対策。家具の転倒、避難用具、避難場所、家族間での連絡の取り方を色々想定しなければなりません。

次に職場。我々は患者さんとスタッフ、お預かりしている受精卵などを守らなければなりません。

1. 被害を最小限に抑えられる様に機器に地震対策を施す
2. 停電に備えバックアップ電源を準備しておく
3. 患者さんの安全を確保し、避難させる
4. 培養している受精卵を速やかに保存する

これが基本的なマニュアルだと思いますが、何も営業時間に起きると決まっている訳ではありません。様々な時間帯、災害の規模に応じて誰がどのように来院し、保存していくのか、あるいはできないのか。

何時間以内に駆けつけたら、何人の患者さんの受精卵をいくつ保存まで持っていけるのか、それを、バックアップ電源の容量と受精卵の数と保存に要する時間から計算しておき、災害が起きた時には連絡がつかなくても個人で判断できるような体制を準備しておかなければなりません。

小さな命を守ることは我々の任務の一つです。失っては戻ってこない、命の源、大切なものです。

それでも災害の大きさによっては、全ての命を救うことは出来ないかもしれません。まずは患者さん、スタッフも含めた人命が最優先であることは間違いありません。その中で、少しでも被害を少なくするため、しっかりとした対策をたてておかなければならないと、非常に戒めになった今回の地震でした。

Thanks,
ZuuMii

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企業訪問 〜Carl Zeiss〜

今日は非常に暖かく、平日にも関わらず、春休みも相まって新幹線は色々なツアー客で賑わっています。子連れも外国人も多く、平和を感じる一日です

実は、最近新幹線で移動することが多いZuuMii、今日は東京遠征です。どこに行くかと言いますと、あのカメラをかじったことのある方ならご存知、Carl Zeissの本社に訪問なのです。

目的は、顕微鏡のデモ、です。

本来機械のデモというのは、導入する場所で行うものですが、まだクリニックが完成していないので、場所の問題とサンプルの問題で会社に出向いた方がお互い都合が良かった、という訳です。業者は、本社が東京ならそこから機種を運ぶ手間が省けますし、我々は特定の機械だけではなく、他の機種にも触れることができるんです。しかもあのCarl Zeiss、テンションは上がりますね。こういう機会を度々経験できる今の立場は幸せだと感じています。

zeissビル

ちなもに私は趣味で写真を撮りますが、主にオリンパスなので、カールツァイスのレンズは使えません、残念ながら。ぜひ作って下さいと催促はしておきましたが 笑

zeissレンズ

元々はドイツのレンズメーカ−で、顕微鏡の写りに関しては非常にいいものがありますし、安価なグレードでも非常に良い印象を先のデモで受けていました。あとは実際の使い勝手と、実際の臨床に即した細かい要求にいかに対応可能かどうか。


実は顕微鏡の用途で不妊治療分野というのは非常にシェアが少なく、メーカーによってはほとんど力を入れていないことが少なくないのです。ですので我々の目的には使い勝手がイマイチのものもあります。モノはいいのに、使えない、そういうところに現場のユーザーの声をしっかり聞いて改良して頂けるメーカーは本当に自社の製品を愛しているんだなと思います。

私は機械が好きなので、家電を買う時などはしっかりと下調べをして買いに行くのですが、店員さんの知識があまりない時はがっかりします。「その売り場を任されているプロなんだから製品の情報くらいは頭に入れておいてよ」、と言いたくなります。その場しのぎの適当な返事もよくあります。我々の世界で、質問に答えられないと、どうなるでしょう。患者さんからの信頼を失いますよね?当然すぐに答えられないものもありますが、上司に確認するか、前向きに、必ず答えられるよう調べるべきです。

まあそれはともかく,今日は最新の機種も確認でき、非常に要望に応えたいという強い思いが感じ取れ、非常に有意義でした。ツァイスさんは日本の不妊治療業界ではシェアが非常に低いのですがぜひがんばって頂きたいです。ありがとうございました。

実際ショールームに行ってみると、様々な正立顕微鏡、倒立顕微鏡、実体顕微鏡などを様々なオプション込みで準備していてくれました。本当に触って議論して楽しかったです。使えそうなもの、まだまだこれから改良の見込みのあるもの、色々でしたが、触ってみてそれが初めて分かります。ステージを動かすギア一つにしても、右にあったり、左に付け替えれたり。付け替えれても普段と逆方向に動いたり。何故かX軸(左右方向)とY軸(上下方向)を動かすギアが上下反対についている仕様があったり。何か意味はあるのでしょうけど、我々の現場としては使えないですね。スピードが命の業務で、ある顕微鏡だけ操作が逆になるなんて確実に操作が遅くなってしまいます。

zeiss lab

そういう時に、改善策や意見を取り入れてくれる、こういう姿勢が非常に好感を持てました。長時間でしたが、楽しい時間をありがとうございました。

今日は、何十回も新幹線に乗っていて初めて富士山がキレイに見え感動しました。早く世界遺産への登録が認められるといいですね

富士山

Thanks,
ZuuMii

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tag : 顕微鏡

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